1957年熊本県生まれ。1976年東海大学付属高等学校卒業後、東海大学体育学部入学。1980年東海大学大学院体育研究科入学。1983年同研究科修了。1983年から東海大学体育学部講師。1986年から同大学助教授を経て、1996年教授に昇格、現在に到る。講道館八段。
1998年以降、大学内における授業および課外活動(柔道部)の指導に加えて、学外の活動として2003年9月から、IJF(国際柔道連盟)の教育・コーチング理事に就任。国内では全日本柔道男子強化部長を引き受け、文部科学省の中央教育審議会の委員も務めている。
研究のメインテーマは柔道指導法である。そのひとつは、これまでほとんど把握されていなかった世界の柔道修行者の実態に関する研究で、1986年以降、国際柔道連盟加盟国を対象に調査を実施し、武道学会等で発表している。またもうひとつは、スポーツ選手の強化育成に関係の深い食事摂取、栄養補給、減量法に関する研究で、1992年以降主に柔道選手を対象にその現状、問題点、改善法について運動生理学の観点から研究を進めている。
2006年4月、NPO柔道教育ソリダリティーを設立し、その目的は「柔道の国際的な普及に寄与するとともに、その活動を通して人と人との交流を図り、異文化理解を進め、もって日本のさらには世界の青少年育成に寄与すること」としている。
「武道 国際化の時代に柔道の果たすべき役割」(PDF 1.3MB)
その他、受賞多数